さて、前回深夜のサイクリングの時に、大量のエロ本を見つけて嬉しかった旨のことを書きましたが、今回もその続きでございます。その中にはエロ写真集のようなものもありましたが、その大量の150冊くらいのブツを見つけた時は、それまでの人生の中で1番嬉しかったような気がします。(ところで、どうしてそんなものが捨てられていたのでしょうか?ま~例えば、今まで独身だったお兄さんが、今度結婚するってんで、自分の部屋を整理した時に、今まで蓄えたそれらのエロ物資を、新妻がいる新居に持っていく訳にもいかず、また実家に残しても母ちゃんに見られるし、さりとて古本屋に売ってもそう銭になる訳でもないので、それで公園に“廃棄”したとでもいうような事でしょうね、真実は…。)
さて、わたくしはその時、自転車でサイクリングの途中でしたので、自転車の荷台に乗せるのが大変でございましたけれども、何とかそれらを 持ち帰って、一生懸命見ましたと‼というよりも、色々(エロエロ?)勉強させていただきました。それは写真集よりは漫画本がたくさんありましたので、そしてしかもエロ漫画というよりは、普通の週刊漫画雑誌。今はもうないかもしれませんが、『プレイコミック』とかそういうような、純粋な若者向けから、もっとエロ度数の高い本までいろいろありました。石ノ森章太郎さん(当時はまだ石森章太郎さん)の、少しだけ女性の裸が出てくるようなサイボーグの女性の漫画(セクシードールとか何か、そんな名前のマンガじゃなかったでしょうか?これは、『サイボーグ009』じゃないけど) とか大人のエロい話もあれば、通常の話もあれば、切ない青春の恋の話、またラーメンとかサラリーマンとかの話もあるような、ジャンルが多岐にわたる漫画でした。もう当時の雑誌の名前は忘れてしましました。そんなに人生最大の喜びだった本も今ではもちろんもう手元にありません。当時宝物だったような雑誌なら、それこそ金庫にでも入れて終生保存すればよかったと後悔しております。30年40年してから古本屋に売ったら少しは銭になったのかもしれませんが、そういうアイディアはありませでした。今で言うならば『週刊漫画サンデー』とか『漫画ゴラク』 とかそんなような感じの雑誌が大半でしょうか? 『ビッグコミック』『ビッグコミックオリジナル』『月刊?スペリオール』『ヤングマガジン』?そんな感じでしょうか? 要するに週刊サンデーや。 週刊マガジンのよーとか週間キングのような、ぶ厚い、わら半紙を綴(と)じたような印刷スタイルの子供、少年向けの漫画本ではなくて、もうちょっとそれよりは遥かに薄い漫画本、それが大半でしたが、写真集とかもあって結構それはそれで凄いエロいのもありました。そういえば、今こうして記述していると思い出しましたが、その『プレイコミック』(多分今でもあるのではないでしょうか?)には、当時の雑誌によくあるように、表紙の次のページあたりに、女性のヌード写真が掲載されてました。何かそういうのを、ピンナップ(Pin-Up)というのでしたね、当時は……。そんな事柄が思い出されました。
当時はもちろんインターネットとかもなくて、そういうエロ本の女性の局所は? 黒塗りなどで“隠蔽”されているのが当然でした。ゆくゆく、そういうのに挑戦して、のちに一度逮捕されたりした加納典明さんという様な写真家もいらっしゃいましたね。ではどんどん話が長くなりますが、第2回目はこの辺にして、次回第3回目では、学生時代に、1ヶ月ほどぶらりひとり旅で訪れたアメリカでのエロ本状況なども書きたいと思います。
ちなみに、今回のアイキャッチ画像(=一番最初のフランスの男性エンターテイメント・マガジン)の『LUI』…リュイと読むのでしょうかね??……というヌード写真の一杯掲載されている本の話は、次回以降ですね。(第2回目終了)
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