(12)突然ホラー映画が観たくなる

皆様こんにちは！ダンスのブログなのに、全然社交ダンスのことなどを書いておりません。またいずれアルゼンチンタンゴや社交ダンス、サルサなどについての真髄もしっかり書きたく思います。テクニックや技術のことで書きたいことは山ほどございます。さて、そういうダンスの仕事などをやっておりますと、ある時突然ホラー映画が見たくなることがありますが、皆さんはそういうことはありませんか？？教室の女性の生徒さんなどに尋ねると、恋愛映画は見るけれども、ホラー映画は絶対見ないとか、ホラー映画は怖いから絶対見ないという人が多くいらっしゃいますけれども、僕の場合はむしろ逆で、恋愛映画はほとんど見ませんけれどもホラー映画は大好きです。そして特に一番好きなのは、どういう形式のホラーかといえば、まあ夜型のわたくしにとってはピッタリかも知れませんが、『13日の金曜日』に見られるようなパターンです。今回あとでお伝えする、最強の映画もピッタリそういう感じで、どういう形態かというと、例えばこういう感じです。若者5～6人が、アメリカの広大（アメリカ映画に多い）な草原や湖などにドライブした帰り、夜が遅くなって、もうどっかのモーテルに泊まろうぜ！みたいになった時に、ついに結構寂れた感じなんだけれども、『トムおじさんのソーセージレストラン兼・宿屋』みたいなところが通り沿いにあって、ここがいいなと思って、そういうイン（＝inn旅館のことです）に 泊まります。しかし深夜、階下で何かうめき声が聞こえたような感じがしたので、目を覚ますと、裏庭で、人間の頭だけが地面から出ていて、なんと人間が1種の燻製(くんせい)にされているのです。そして結局、宿の主人は精神異常の殺戮者で、豚の顔のマスクをかぶって、チェーンソーを持ってきて、その泊まっている若者たちを襲うというようなストーリーです。皆様、もしマニアックな、ホラー映画好きな人が、これを読めば、タイトルはもうお分かりですか？そうです。『地獄のモーテル』なのです。これは言ってみれば、日本の昔の民話にある、町外れの田舎にある宿に人が泊まると、この宿屋の主人は、深夜鬼婆になって中に入って来て、その旅人を殺して人肉を食らうという話にそっくりです。そして、血液などを家の外の畑の麦？にかけたので麦が赤くなるというような話を聞いたことがあります。そして、わたくしの高校の時に亡くなった父親 ＝わたくしと一緒に心中して殺そうとした父親＝そういう 恐るべき父親なんですけども一緒尊敬していました（この話はまた別の 時に）がよく寝物語にしてくれた子守歌みたいな恐ろしい話で、大きい川沿いに旅人が深夜歩いていると『シビくれぇ、シビくれぇ』という声が聞こえます。『しび』いうのは、『鮪』と書いて、マグロなどの魚のことです。要するに、その人がお堀や海で釣った魚を置いて行けと、何かそういう化け物が 話しかけてくるという怖い話もあるのですが、それはまた別の形態なのですが、この『13日の金曜日』と同じような、『地獄のモーテル』的なストーリーは、深夜の包丁砥ぎの鬼婆にも通じるものがあると思います。　

わたくしはそういう話が大好きです。思えば、大学生時代、入学してすぐの頃でしたでしょうか、それか浪人をしていた頃でしょうか？名古屋市栄の方にあるシネマラA(シネラマ・エース)？！という今はない映画館で、僕の大好きな夏の夜、土曜日の夜に、ホラー映画のオールナイト５本立てがありましたので、早速観に行きました。

タイトルを見ているだけでも楽しいのですが、確か『サスペリア』『ゾンゲリア』『悪魔のはらわた』『悪魔の沼』そして、この『地獄のモーテル』か、そこら辺似たり寄ったりの映画の５本立てで、非常に満足して、朝明るくなった頃に映画館を後に下思い出があります。『地獄のモーテル』のタイトルが、長い間全然思い出せませんでしたので、コンピューターに『若者が泊まると夜人間が燻製にされている』『人間 燻製 モーテル』などと色々散々入力して探した結果、一応この『地獄のモーテル』というタイトルが出ましたので、本当に嬉しかったです。ユーチューブで無料で観ようとしたのですが、なかなかそれはありませんでした。しかし、スペイン語で字幕が出ているのがありましたので、それで今楽しんで観ております（ただし、本編の音声は英語ですので聴きやすいです。もし観たい人がいましたら、メルカリなどでDVDを探すか、ユーチューブでこのスペイン語バージョンの 1時間半くらいの物語をお楽しみください！！とっても怖いですよ！！