(144)何気に殺人、とりあえず殺人(その1)

世の中の出来事
物騒な凶悪事件が多すぎます。

わたくしがこの前書いたように。 兵庫県での叔父による小学生の兄弟殺人事件、そして愛知県の中学校における同級生の刺殺事件、そして今回また、と言ってももうあっという間に一週間以上経過してしまったと思われますが、恐ろしい事件が起きています。大阪のクリニックでの25人が1酸化炭素中毒で死亡した放火事件です。これは、令和3年12月17日発生でしたね。そして。これは表題の殺人とは全然範疇が異なりますが、不気味な転落事故での死亡という、神田沙也加さんの事件。びっくりしました……。大驚愕です。

さて、前述の前3つは、本当に、軽い感じで起こしてしまっている殺人事件のように思えます。

表題の『何気(なにげ)に殺人、とりあえず殺人』は全くワイド劇場の名前のようですけれども、またそんな感じで、思いつくままをダラダラ述べておりますと、結構長くなってしまいますので、要点をかいつまんで、大きいポイントを2つほどに絞(しぼ)って書きたいと思います。

思う事の1つ目はこういうことです。今の世の中、やはりいろいろ文明が便利になったせいか、いろんなものが勝手に手に入るので、自分に都合の悪いようなことも、ある意味すぐ消去できるようになった面もあると思いますので、気に入らない奴がいるとすぐ殺したりする。そういう心理的な風潮も多少、凶悪な世相を助長しているのではないかと思います。 少し補足しますと、『いろいろ文明が便利になった』というのはインターネットなどで、自分の欲しい情報がすぐ手に入りやすくなったという意味です。色々欲しいものをアマゾンなどの通販で見たり、また例えば、自殺の手段とか、逆に人殺しの手段、それから何か銃器の様な非合法な道具を手に入れようとしても、インターネットなどの裏サイトのようなところの通販で買うことも努力すればできるように思います。それから『自分に都合の悪いようなことも、ある意味すぐに消去できるようになった』というのは、やはり色々SNSなどを使って自分の評判を変えたり、何か悪意のある噂話をばらまいたりすることも、昔よりは簡単にできるのではないかというような意味です。

それに昔と違って、世の中に商品も多くなったし、買い物も簡単になったと思うので、例えば、大きく高価な自動車を買うようなことも、少しアルバイトをして、数10回のローンを組めば、そういうことも不可能ではなくなるので、お金がなくても結構ほしいものを買える時代になったと思われます。これは良い点でもありますし悪い点でもあります。やはり身分不相応(こういう考え方ももう古いのかもしれませんが…)なモノを簡単に持てるということは、世の中が自分中心に回っているという錯覚を起こしやすくなる…とも思われるからです。(第1回目終了。第2回目に続きます。)

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