(202)キゾンバ・愛(ラブ)その2

ダンサー内藤の解説シリーズ

そういう状況の上で、私が一番大きな魅力として思ったのは、キゾンバにおいては、女性を多少持ち上げるリフト…女性にポーズを取らせて持ち上げて、それをその足を払うように横にずらすという、一見変な、一種独特のシステムの技を多用するのです。これはどこからそういうのが採り入れられたのか、由来が分かりませんが、とても面白い中・上級用のワザなのです。なぜかと言って、女性をリフト(片足を持ち上げたりして、軽くポーズしている女性を瞬間的に、少しだけ持ち上げる)して、回したり、横滑り(スライド)させたりと、ダンス初心者や普通の人が、簡単にできるような動作ではないからです。 と言っても逆に力のある大きながっしりした体格の男性だったら、むしろ簡単にそういうリフトなどは、ダンスの素養がなくてもできてしまうだろうという皮肉な点もあります。 そしてキゾンバの音楽は非常に判りやすい音楽なので、ある意味、社交ダンスの(ジルバとかワルツとかルンバ、パソドブレ、スロー フォックストロット等の)曲と一緒に、もしとりまぜてCDなどを再生しても、これがキゾンバということが一発でバレてしまうほど、公明正大にわかりやすい曲なのです。

キゾンバを解説した文献。ChatGPTさんが教えてくださいました。引用元は一番上のURL参照。素晴らしい解説ですから皆様も読んでみましょう。尚、英文苦手な人は、下のYouTubeの第2回目の中で簡単に解説してあります。貴重な文献
これを見れば、あなたも今日この瞬間からキゾンバが踊れる様になりますわなも。

わたくしもまだ調べようと思って調べていないのですが、重低音が出るという『エレクトリック・パーカッション』…これはどんなものなのでしょうか?ピアノで言えば、電子ピアノというのがありますが、それのパーカッション版なのでしょうか?すぐにも、ChatGPTさんに尋ねないといけませんね…( ゚Д゚)…。電子パーカッションということで、シンセサイザーのようなものなのでしょうか? といってもわたくし自身、シンセサイザーもどんなものか全く知識がありませんので、何か変な音を出す…普通の自然な楽器では出せないような、変な?ステキな?合成された機械音を出すマシンぐらいのイメージしかないのですが、それで合っていますでしょうか? 時々間違ったことを言うと、訂正して下さる、ちょっと責めるようなコメントが来るのですが、そういうコメントは反省の材料として大歓迎なので、何卒よろしくお願い申し上げます。 なので、そういう電子パーカッションがまずは、ドゥーンと響いて、その後タカタカッ(これは1拍分の長さです) またドゥーン(これも1拍分)と響いて同じように、タカタカッと演奏されて、あるときは4拍子的で、あるときは2拍子的に聞こえますが、実際の音楽上の楽譜としては4拍子との事です。この明快なリズムは非常に判り易いです。

しかしキゾンバも今や世界的にポピュラーになってきましたが、最初はアンゴラの植民地時代の支配国であったポルトガル語で歌われており、ダンスとしてキゾンバも、その足型名の多くはポルトガル語になっています。例えば、代表的な基本ステップの『サイダ=Saida=出口という意味』、ベーシック4と言われている『ヴィルグラ=Virgula=コンマ(,)のこと』そして、これも準基本ステップの『レトロセッソ=Retrocesso=後退という意味』等がそうです。キゾンバの音楽でわたくしがよく聴くのは、Adi CudsさんやC4 Pedroさんの『Vou Ter Saudades』などです。今書いた曲名の意味は、『君を切なく思う』という様なポルトガル語だそうです。キゾンバの音楽は非常に耳に心地よい感じなので、踊りもそれに合わせて、楽しい感じで踊ることができます。今現在勉強しながら『ちょこっとキゾンバが踊れたら…』シリーズのYouTubeを一生懸命作っております。ここにも添付しておきますので、ぜひともご覧くださいませ。(第2回はここまでです。第3回目に続きます。)

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