本当に怪談の本を読んでいると。まあ、恨みを持った霊というのは、そういう何か原始的な、それこそ、ある意味認知症になってしまったように、まともな言葉も話せない、血まみれになったような姿をして、人間を怖がらせるだけの…そういう存在に生まれ変わったというか、そういう存在で霊界に漂流してるのか、そういう疑問を強く感じます。
もっとこちらの世界と同じような状況で、死後の世界に存在する幽霊は全然いないのでしょうか⁉
そんな血にまみれたズタズタなズタボロ服を着て出てくるのではなくて、もっとまともに普通にスーツを着た幽霊とか、そういう人(霊体)はいないのでしょうか?
そこまできちんとスーツを着ていなくても良いし、アナウンサーのように理路整然と喋れなくてもいいのですが、適度に、普通に穏やかに、今自分はこういう世界(霊界?幽冥界?)にいて、幽霊になってしまっているということを、おとなしく解説してくれる幽霊は今までほとんど聞いたことがありませんが、そういう幽霊というのはいないのでしょうか?
こちらの世界の人が普通の状態ならば、そういうふうに穏やかとまではいかなくても、ごく普通の人間として、皆様が日常見ているような落ち着いた状況で、お話しや会話をしたりするので、当然、幽霊(霊体)であったって、そういうような状況の幽霊がたくさんいても全然構わないと思うんですが、そういう幽霊自体が、あまり目撃談が無いということは、やはりそういう怖い感じで、例えば髪が長くて、水に濡れていて、眼の部分が潰れている女性の幽霊とか、足が半分無い幽霊とか、そういう幽霊しか出てこないということは、なんとなくやはりそれは本当の話ではなく、大元は嘘の話しで、誰かが更に誇張したり、ありもしないことをいかにもあるように作った作り話が大元で、そこから尾ひれがついて、さらに嘘などで膨張した話が広がっていったのではないか……幽霊目撃談などというものは本当は全くこの世の中には存在しないのではないか……ということも真剣に疑ってしまいます。
わたくしとしては、そういう疑いを持たず、本当に幽霊は存在するのだと確信しているのですが……
(第2回目はここまでです。多くの意見、コメントをお待ち申し上げます。第3回目に続きます。)
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