(92)生きることは、壮絶な戦い

生活雑記
しばしの憩いを求めて入った喫茶店で、壮絶な戦いが始まる

ええ、今回はですね、パートナーの陽子先生の胃カメラ検診のために、ちょっと駅の近くの、いつもよくやっていただく、非常に安心できて検診を受けられる医院に、朝の9時頃に、連れて行ってそれでまた帰りも乗せて行きますもので、そのために終わるまで近くで一時間くらいは待機していないといけないので、喫茶店に行こうと思って周辺を流しておりました。ほすとさいが(=名古屋弁で意味は『そうすると際が』=「そういたしますと」)ちょうど良さげな喫茶店がありました。商店街のはずれにあるような、その喫茶店に入りました。駐車場はなさそうですが、ちょうどその喫茶店の隣がコインパーキングなので、そこに突っ込んで、コーヒーホットとモーニングを頼みましたが、そこでハタと気がつきました。ええ、お客さんはまあコーヒーを飲むので、マスクは飲むときは装着していませんが、そこのマスターのだいぶん高齢のお姉さんは、何と全然マスクはしていないのです……( ゚Д゚)……‼

ええ、そのお姉さん(と言うか、もっと高齢)のマスター、女将さんは誰に似ているかというと、

 大ヒットドラマの『その女ジルバ』でひなぎく役を演じた、シャルウィダンスでもタマコ先生?役の有名な草村礼子さんそっくりオバ様でした。そのおばさまがマスターなのですが、なんとマスクをしていないのです。 Noマスクで、やはりお年を召されてお耳が遠いのでしょうか、大きい声で、『コーヒー?』とか、『モーニング要るんだね』とか尋ねてきます。これはびっくりです。

うちのパートナー(陽子先生)はいつも『コメダやシルビアのようなチェーン店の方が色々な意味で、安心してコーヒーを飲める』と言っておりますが、わたくしはそうでなくて、どうもああいうオープンエア?(オープンエアというのは、何か、ガラス張りのような感じで、外から丸見えのようなイメージ)のコメダや支留比亜珈琲店のチェーン店は好きではなくて、昔ながらのエロ本がおいてあるような喫茶店が好きなんです。チェーン店ではなくて個人経営の喫茶店が好きなのですが、確かに個人経営の喫茶店は、当たり外れが大きいです。お店の内装やコロナに対する基本姿勢(席を離すとか…)も経営者の方針(と言うと大げさですが)次第です。

そこで、これはピンチです。やはり、『もうご免なさい、ちょっと急用ができて出ないといけなくなりました…』とでも言って退出すれば、一番良いような気もしますが、わたくしはそれよりははるかに天邪鬼(あまのじゃく)です。これは困ったと思いながら。成り行きを見守っています。わたくしも予防接種を受けたとは言え、慎重な性格ですから、このままパッと席を立って料金を払って(もしくは払わない…なぜなら日は向こうにあるのだし、まだコーヒーが完成してサーブされた訳でもないので、あくまで払うのは、皮肉を込めた礼儀ですからね…)帰るべきだというのが、まあ1番賢い選択ではないでしょうか?喫茶店などは特に多くの人が来ますから、何の気なしにテーブルに菌が残っていたり、もちろん女主人の口から当然目に見えない唾液の飛沫がいっぱい飛んで、モーニングのパンにもコーヒーにも入っているでしょう。こういうと、高齢者の悪口のように聞こえたり、中傷のように聞こえるかもしれませし、1種の決めつけのような気もしますが、高齢者というのは、例えばマスクをしているんだけども、喋るときにマスクを外して大声でしゃべるというような本末転倒な行動をなさる方も正直多いです。それに、マスクをせずにコーヒーを入れて、淹れながらお話しすれば、唾液の飛沫が飛び散るのは、別に高齢者に限らず、若者で高校生でもそうなります。

さて、そこに1人の若い人(と言っても30歳代くらい)が入ってきましたが、この人はちゃんとマスクをしています。

なので非常に困りましたが、でも実は何のことはありません。わたくしはだいたいこういう時にやることは、もう既に決まっています。それは何でしょうか??皆様想像できますか?

また変なことを書くと色々糾弾されそうですが、当然やることはただひとつです。それはわたくしはマスクをきちんとしたまま咳(せき)をすることです。 嫌がらせではありませんがこれは対抗策です。このようにして、まずはコロナの意識に対する反応を見たい、確認したいというのがあります。この女主人は、マスクを外しているということは、コロナなど全くそこら辺の風邪みたいなもので関係ないと思っているのか? それとももう2回ワクチン接種済みだから感染しても全然大丈夫と思っているのか?もちろんその女主人がワクチン接種を2回受けたかどうかは、わたくしは初対面ですから、全然判りません。それか時々Facebookなどでも議論になっていますが、何かマスクをすると呼吸困難に陥るような多少疾病的なものがあるから、マスクをしていないのか、確かに真剣に考え、推測するのならば、まあ、色々なことが考えられますので、一概に向こう側に非があるとも言い切れませんし、そういうところで咳をするという、挑戦的ことは悪いことかもしれません。またこういう事を公式に書くと、いろんな人が文句を言ってくると思いますが、でも人間とはそう簡単なものではなくて、わたくしのそれ(咳をするという事)はささやかな“対抗策”です。 6回くらい、そしてその後立て続けに8回ぐらい大きい咳をしてみました。女主人はびっくりしたり、動じる素振りはありませんが、前の席にいたそのかなり高年齢のマスクなしで会話をしていたカップルは、さすがに席を立って、会計をして帰るようです。それでわたくしが更に咳をしている頃に、ちょうどパートナーの陽子先生からメールが入って、もう検査が終わったということなので、それならとわたくしも帰ることにしましたので、モーニングは半分食べ、コーヒーも2/3ぐらい残していましたが、真剣やはり大声で話している女主人の唾液の飛沫が当然飛び散って浮遊しているので、これは感染とかとはまた別次元で、とっても不衛生です。テレビでもコロナ情報の初期の頃によく、通常で、マスク無しで話した場合、細かいミクロの飛沫がどのぐらい飛ぶか、科学的な装置を使っての実験があって、そういうことからわかるように話しただけでも、すごく、数メートル向こうまで飛沫が飛び交っているのです。そういう意味では、ただでさえ、いろんな意味で他人の飛沫を浴びるということですから、マスクをするというのは、近代文明においては、ある意味必須なことは当然です。

まあ、そんな訳で、わたくしのささやかな応酬といいますか、反乱、ささやかな嫌がらせも直ちに終了してしまいました。

なのでわたくしが言いたい、このブログの表題にも書いた、『恐ろしいこと』というのはですね、通常、日常生活を、普通通りに営んでいても、何が起こるかわかりませんということなのです。こういう想像を絶するようなというか、“想像を絶する”と書くと、わたくしの想像力が乏しいというようにも思われがちですね。確かにこのコロナ時代、あんまり安易に知らない喫茶店や漫画喫茶とか、パチンコ屋(わたくしはパチンコは全然しませんが)そういうパチンコ屋には入るなとはよく言われていますので、要するにそういう人混みのところですね、人が混雑しやすいような、そして個人経営の喫茶店などは良いところもたくさんあれば、特に今まで狭いところも多いので、別にテーブルの距離を離すとか、椅子で座れない場所を作るとか、チェッカーフラッグのように座らない椅子を設定するとか、そういうことも全然しなくて、非常に店内が狭くても、10年、20年以上前と同じような混み込みの状況で営業している所も多いのでしょう。もちろんお客様がクレーム的に言っても、テーブルを消毒で拭くとか、そういうことは一切ありませんので、そういうことから、今回のわたくしの想像力が足りなかったと言えなくもありませんが、とにかく、少しでも想像力が欠如して油断すると、何気に、人を待とうと気楽にそういう喫茶店に入店した時に、前述のような恐ろしい目に遭うということです。それは突然にやってきます。考察すれば、バスや地下鉄で通勤しているような人だと、朝のラッシュ時に隣に立っていた人が、急に咳き込んで、痰のようなものを服や顔にかけられてしまったというようなことも無きにしもあらずでしょう。それはとっても恐ろしいことです……( ゚Д゚)……(終了)

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