(96)焼肉万歳‼(その3 ハチノスで作る薬膳スープ 八角茴香(はっかく・うぃきょう)ッて分かる??」

能登ぶらり旅
映像は、Microsoft Bing およびアマゾンの通販サイトからの映像です。深謝!!

わたくしの焼肉を食べるスタイルやメニューは、先回も書きましたように、肉よりも内臓とテールスープと生レバー(今は禁止されているので注文できません)とごはんというようなものが多かったです。皆様は、どんなものを注文されるのでしょうかね?その中でも生レバーが1番好きなことは先回に書いた通りです。

ところで名称解説のついでですが、牛には胃が4つあるそうで、センマイ、ミノ、ハチノス、ギアラということですが、皆様、ご存じでしたか?ハチノスというのは、もちろん『蜂の巣』という意味なのですが、これは蜂の巣(細かい部屋に分かれている感じ…アイキャッチ画像参照)の様な形状をしているからの名称なのです。わたくしはこのハチノスに思い入れがあって、一時期、薬膳スープの本で、ハチノスのスープを見まして、それを忠実に勉強して作ってみました。合計8回ほどは作ったように思われますが、1回作るのに、8時間ほど鍋のそばについていないといけませんので、朝から作るような状況になり、そうそう頻繁に作るということもできませんでした。お肉屋さんで、焼き肉の材料を扱っているところで、ハチノス(牛の胃)を800gぐらい買ってきて、簡単に言えば、それを長時間煮込むわけですが、その際に、八角茴香(はっかく・うぃきょう)という一種の薬膳、中国料理に用いる香辛料というか、スパイス、生薬と、更に、乾燥させた”蓮(はす)の葉“が要るのです。要するに、それらを一緒に入れて長時間煮込むわけです。ダンスの先生になってからですから、もう35歳くらいの時でしょうかね?それで、そのハチノスを煮込んだ薬膳スープを作ろうと意気込んだのですが、“蓮の葉”なんて普通のスーパーに売ってませんから、もし見つからなかったときは真剣、鶴舞公園(つるま・こうえん=わたくしの住んでいる名古屋市のほぼ中心にある、かなり大きい公園の名称)蓮の池から葉を採ってこようと考えていましたが、色々調べてみた結果、あの中国 の関係の食品を扱ってる店で、乾燥した蓮の葉というのが必要らしいんですね。ですから、それは公園の池から生の蓮の葉を採ってきても、とてもそんなものは直接その薬膳スープには使えないみたいでした。結局○○公司などという中国料理の食材を扱っている店を見つけて、そこで、蓮の葉及び八角茴香(はっかく・うぃきょう)という木の実を買ってきまして、無事に調理に着手できることになりました。6時間~8時間くらい煮込むわけです。今までに8回くらい作ったと思うんですけれども、大変でした。しかしすごくおいしかったので、今でも作ってみたいと思っています。完成すると、ご飯の時間まで待てずに、半分ぐらい食べてしまった、飲んでしまった覚えがあります。 ハチノス自体、牛の胃と言っても、どんな形状や見かけなのか、ほとんどの人はあまり知らないと思いますが、ちょうど蜂蜜を採るようなシーンがよくテレビに映りますが、その蜂の巣というのは、細かい部屋が規則的に囲いで分離されたような見かけですが、それに非常に酷似しているので、ハチノスと呼ばれています。(アイキャッチ画像参照)ただ、実際の焼肉屋さんのメニューには、あまり詳しく覚えていませんが、『ボイルはちのす』等という状態で書かれていて、一度頼みましたが、何かゴムのような感じで、焼いてもあまり美味しくない感じもありました。またハチノスに関しての情報お待ちしています

まあ、そんなこともあって、当時の焼肉屋さんでの注文は、いつも同じパターンで、生レバー。 テールスープ、ご飯、それで焼くものがないので、時々はカルビとかコブクロ(これは子宮のことでしょうね)、ミノ、キムチなどを追加で頼むというものでした。

能登半島ぶらりひとり旅の帰途、岐阜県郡上市大和町で寄った、おいしい焼肉屋さん。

では、最近の焼肉屋での、わたくしの注文はどうかというと、やはり多少年をとってから、そんなに多くの量を食べられなくなってしまいました。 最近は、カルビかロース、ホルモンミックス、テールスープとご飯、そんな感じです。ホルモンミックスというのはセンマイ(胃の一種)とか、レバーや、ホルモンなどの3~4種類を合わせた感じで更に乗せられて出てくる1品です。先ほども説明しましたように、牛さんは胃が4つあり、センマイ、ミノ、ハチノス、ギアラということでしたね。

最近はこんな感じで、たくさんの量は食べられなくなりましたので、結構安上がりで、逆に重宝します。ミノというのも、何度も言っていますように、牛の胃のひとつで、しっかり焼くとシャキシャキして歯ごたえが良く、とてもおいしいです。ギアラというのはあまり聞きませんし、普通の焼肉屋さんには無いメニューのような気がしますが、今まで数点で見かけました。その時に注文しておいしくいただいた記憶がありますが、どんな感じだったかは全然思い出せません。もう相当過去ですのでね。

この今回の能登半島の帰途もそうですが、わたくしはだいたい焼肉に行くのは1人で行きます。焼肉はやっぱり大勢の家族や友達と行くと楽しいとは言いますが、自分のペースで食べられないし、わたくしは孤独が好きなので、いつも1人で行って、そして更にわたくしが秘かに楽しみにしていることは、焼き肉のタレにお好みで入れるニンニクを、ガバッと超大量に入れることです。いつもFacebookなどで書いていますが、わたくしは吉野家に行けば、紅生姜(べに・しょうが)を箱の1/3ぐらい入れて食べるのです。まあショウガ泥棒みたいなもので、監視カメラのブラックリストに載っているんではないかと思われますが、ニンニクも同様で、ラーメン屋でもニンニクが置いてあれば、そのにんにくも、もちろんガバ入れです。ニンニクが入っている瓶(びん)は、吉野家の生姜の箱よりもはるかに小さい容器ですが、その瓶の1/3か半分ぐらいのニンニクをガバッとタレの中に入れます。もちろん肉を楽しむために来てはいますが、ニンニクを食べるという事も大きな目的なのです。吉野家の場合は牛丼を食べに来るというよりは、生姜を食べたくなった時に吉野家に行きます。そんなわけでまずはタレにガバッとにんにくを入れてなじませ、更にそれとは別に例えば、生もので、心刺し(しんさし=心臓の刺し身)などは、その切り身の上にガバッとニンニクを乗せて、それを箸で丸めて、そして前述のニンニクガバ入れのタレに浸して食べます。ニンニクを食べ過ぎると確かに胃が少し痛むような感じがしないでもありません。焼いたお肉に乗せたりして食べる時にはそんなに気にはなりませんが、そういうタレが残るともったいないので、そのタレをご飯にかけて食べるのですが、この時は、確かに口の中がヒリヒリします。肉に付けて食べても、あんまりヒリヒリしないのに、どうしてご飯にかけて食べるとヒリヒリするのでしょうか? まあこんな感じに焼肉をいつも。 楽しんでいます。(第3回分終了。これで全部終了)

いつも怪談本を持ち歩いています。

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