さて、確かにこういう風に今まで書いてくると、自動車の方が、この世の中で突出して、断然悪いように聞こえてしまいがちですが、最近、自転車のヘルメット着用が、強制ではないが義務化されました(令和5年4月から)。そうすると、自転車と歩行者、もしくは自転車と自動車または自転車同士が衝突して、当事者が重傷になったり、不幸に死亡したりする事故が、そういうヘルメット着用啓発という観点からか、多くのニュースで頻繁に報道されるようになった気がします。たぶんそういうヘルメット着用の啓蒙のために数か月前よりははるかにそういう事故がクローズアップされるようになったのだと思います。ただし、自転車関連の事故とは言え、当事者が死亡したりすれば、重大な交通事故のニュースとして、今までも報道されていたと思うので、あくまで、主観的にそういう気がするだけかもしません。なので、自動車が一概に悪いということではなく、むしろ自転車の方が自動車の細かい隙間を縫って走って行くことが可能で、器用すぎて、これはこれで事故の誘因となり困りものです。長々と渋滞でノロノロ運転をしている自動車の列の間を縫うようにして、すいすい走っていくのは、自転車やオートバイ(バイク)の特権なので、そういうバイクが追突したり、止まっている車列の間から飛び出した自動車や歩行者にぶつかるという事故を起こしたりするニュースも頻繁に聞きますから、自転車屋やオートバイなども非常に乱暴な運転をする不心得者がたくさんいることは事実です。
歩道の安全地帯を歩いている歩行者だっていつ何時(なんどき)、撥(は)ねられてしまうかもしれません。確かに昔から交通事故の危険というのはあったと思いますが、そういうことを真剣に考えると本当に恐ろしいと思います。 自動車の性能が良すぎるようになってしまったのでしょうか? よく書かれていますが、以前のようにクラッチ操作のマニュアル(手動のギアチェンジの)自動車の方が、ある意味、ビクビクして瞬時の判断を的確にしないといけないのに、オートマチックだと、だいたい応接室のソファーに腰掛けてのんびりテレビを見ているような状況で、頻繁にクラッチ操作やギアチェンジをする必要が無いので、かえって瞬発的な判断…つまりブレーキを踏むとか危険を回避する…人がパッと飛び出てきた時に、それにぶつかってしまわないように避(よ)けたり、急ブレーキをかけるということができなくなって、だんだんそういう能力が退化して来たのではないかと言ってる人もいましたけども、わたくしもそういう意見は一理あるような気がします。
横断歩道を渡ろうとしてる人を見つけてブレーキをかけるという行動は、皆さんも運転者なら判ると思いますが、結構難しいですよね。 結局そんなにスピードを出していなくても、20mぐらい手前でその時にやっと横断歩道(信号のない)を渡ろうとする人(歩行者)を見つけても、結構停車するのが難しい感じがしますね。 なので、逆にいつも、横断歩道で人を見かけたら、すぐにもブレーキをかけるという一種の『訓練』をしていると、結構瞬発的な動作が身につくのではないかと思っております。
(結構取り留めも無く、ごく普通のことを延々と書きましたが、本日のブログはここで終了です。しかし、まだ第4回目に続きます。)
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